日常の事などを気の向くままに書き綴っています。
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石巻専修大学の山内教授の冷水浸漬実験に参加してみました。実験目的は低体温症に至るまでの生理変化の計測。
ウーンあまり難しいことは、よくわからんが冷たい水に漬かって、やばい状態にいたるまでの心臓の動きや、コア体温の変化、筋肉の動き、運動能力の変化を計測するもの。
実験の説明を受け、いろいろ雑談など交えながら準備をすすめていきます。腕や胸に電極を取り付けられ、サイバーチックな感じに。
事件前に、星型の図形を鏡に写した状態でなぞって、じかんを計る。約40秒。左右の握力を計り、実験のビフォー・アフターに備えておきます。
実験は体育館内のシャワー室。大きめの浴槽サイズの水槽に漬かるんだけど、ここで、自分の考えの甘さが。
ウッ!コリハオフロポンプデジュンカンサセテンデネーノ!
水温を一定化させるために常時水を動かしているのでした。試しに手をチピッと入れてみると、
オォッ!ケッコウツメタイ。
12月半位の海水温かな。実際は15℃に調整していました。ンデハ、ジッケンカイシ。
覚悟を決めて、少しづつ体を水に沈めて行きます。サウナの水風呂で温度が低めのところ位かな、カンカンに体が熱くなっているわけではないので、体を丸めて(体育座り)冷たい水と接触する場所を少なくする姿勢をとります。いや、取らないと耐えられません。
約5分くらいで体が冷たさに慣れてきました。慣れてはきましたが
ツメタイコトニハカワリハアリマセン、ハイ。
10分位たったとき、助手の学生が棒で水をかき混ぜ始めます。グオオオォッ!ヤメテクレー!
体の表面部分から震えがきはじめました。15分位で、天気の悪い日に無理してプールに入ったときの常態になってきました。
20分過ぎ位で足先、指先がかなり冷たさを感じます。が、またしても
ワアァァァァーヤメロー ヤメテクレー!棒でかきまぜられてしまいました。
この辺りでは体の表面の筋肉だけでなく、腹筋・太ももなど運動で使う大きい筋肉も震えだし始めています。
この状態を続けると運動しなくても、莫大なカロリーを消費して、ダイエット効果が得られるのでは・・・・・・・・・・
変なベルトを買わなくても水風呂に入るだけであなたのお腹は割れた腹筋に
などと馬鹿妄想をして気を紛らせます。
約30分後、コア体温が1度低下、冷水から上がり握力の測定、なんと開始前よりも15キロ程低下。
2回ほど繰り返すと少しづつ戻ってきますが、元には戻りません。
星型の図形をなぞります。こちらも手が震えていて、まともにペンを持つこともできません。
んで、実験終了。
ストーブで体を温めながら、ホットドリンクを飲んで、しばし雑談。教授もカヤッカーなので、最近行った気仙沼の海や、艇の特性のことなどなどを話しながらも、体の震えは回復していきません。なんとか元に戻ってきた気がしたのは家に着く頃になってから。水から上がってかれこれ1時間くらい。
コア体温1度の低下でこのくらい、2度低下になると意識障害が出始めるとのこと。
教授もデータが得られたようです。お役に立ててよかったです。こちらも貴重な体験を、ありがとうございました。必要ならまた参加しますので声をかけてください。
ウケねらいで少々ふざけた表現もありますがお許しあれ
今回の実験参加は、自分自身のリスクコントロールの目安を作りたかったという思いもありました。危ない状態にならなくても、そこへ至る状況を自身で把握しておくことと、実際のフィールドでは、流れや波浪による影響と、ひざを抱えた姿勢が取れないであろうことから、実験よりも早くに危険な状態に陥るであろうということがよく解かりました。
水温が比較的高い状態でも低体温症になる危険性があるので、沈したり落水した場合は、観察とケアは欠かせないと思います。
当然装備品についても慎重さが要求されてくるでしょう。いろいろ考えさせられます。
山内教授の方で実験への参加者を募ってます。フィールドで通年で活動する方や指導者を目指す方などは経験をしておくと役に立つと思います。
http://www.facebook.com/shigeru.ooba.3
ウーンあまり難しいことは、よくわからんが冷たい水に漬かって、やばい状態にいたるまでの心臓の動きや、コア体温の変化、筋肉の動き、運動能力の変化を計測するもの。
実験の説明を受け、いろいろ雑談など交えながら準備をすすめていきます。腕や胸に電極を取り付けられ、サイバーチックな感じに。
事件前に、星型の図形を鏡に写した状態でなぞって、じかんを計る。約40秒。左右の握力を計り、実験のビフォー・アフターに備えておきます。
実験は体育館内のシャワー室。大きめの浴槽サイズの水槽に漬かるんだけど、ここで、自分の考えの甘さが。
ウッ!コリハオフロポンプデジュンカンサセテンデネーノ!
水温を一定化させるために常時水を動かしているのでした。試しに手をチピッと入れてみると、
オォッ!ケッコウツメタイ。
12月半位の海水温かな。実際は15℃に調整していました。ンデハ、ジッケンカイシ。
覚悟を決めて、少しづつ体を水に沈めて行きます。サウナの水風呂で温度が低めのところ位かな、カンカンに体が熱くなっているわけではないので、体を丸めて(体育座り)冷たい水と接触する場所を少なくする姿勢をとります。いや、取らないと耐えられません。
約5分くらいで体が冷たさに慣れてきました。慣れてはきましたが
ツメタイコトニハカワリハアリマセン、ハイ。
10分位たったとき、助手の学生が棒で水をかき混ぜ始めます。グオオオォッ!ヤメテクレー!
体の表面部分から震えがきはじめました。15分位で、天気の悪い日に無理してプールに入ったときの常態になってきました。
20分過ぎ位で足先、指先がかなり冷たさを感じます。が、またしても
ワアァァァァーヤメロー ヤメテクレー!棒でかきまぜられてしまいました。
この辺りでは体の表面の筋肉だけでなく、腹筋・太ももなど運動で使う大きい筋肉も震えだし始めています。
この状態を続けると運動しなくても、莫大なカロリーを消費して、ダイエット効果が得られるのでは・・・・・・・・・・
変なベルトを買わなくても水風呂に入るだけであなたのお腹は割れた腹筋に
などと馬鹿妄想をして気を紛らせます。
約30分後、コア体温が1度低下、冷水から上がり握力の測定、なんと開始前よりも15キロ程低下。
2回ほど繰り返すと少しづつ戻ってきますが、元には戻りません。
星型の図形をなぞります。こちらも手が震えていて、まともにペンを持つこともできません。
んで、実験終了。
ストーブで体を温めながら、ホットドリンクを飲んで、しばし雑談。教授もカヤッカーなので、最近行った気仙沼の海や、艇の特性のことなどなどを話しながらも、体の震えは回復していきません。なんとか元に戻ってきた気がしたのは家に着く頃になってから。水から上がってかれこれ1時間くらい。
コア体温1度の低下でこのくらい、2度低下になると意識障害が出始めるとのこと。
教授もデータが得られたようです。お役に立ててよかったです。こちらも貴重な体験を、ありがとうございました。必要ならまた参加しますので声をかけてください。
ウケねらいで少々ふざけた表現もありますがお許しあれ
今回の実験参加は、自分自身のリスクコントロールの目安を作りたかったという思いもありました。危ない状態にならなくても、そこへ至る状況を自身で把握しておくことと、実際のフィールドでは、流れや波浪による影響と、ひざを抱えた姿勢が取れないであろうことから、実験よりも早くに危険な状態に陥るであろうということがよく解かりました。
水温が比較的高い状態でも低体温症になる危険性があるので、沈したり落水した場合は、観察とケアは欠かせないと思います。
当然装備品についても慎重さが要求されてくるでしょう。いろいろ考えさせられます。
山内教授の方で実験への参加者を募ってます。フィールドで通年で活動する方や指導者を目指す方などは経験をしておくと役に立つと思います。
http://www.facebook.com/shigeru.ooba.3
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K氏がグリーンランドパドルを入手。試漕にお付き合い。水研横から出艇、表松島を午前中ツーリング。
途中にあった変わった形の小島
ツーリングの動画をアップしました。
http://www.facebook.com/photo.php?v=170064686466495
カヤック用の動画カメラを導入。今までのはモニターが無いのでどう写っているのかわからなかったけど、今度はチェックできます。
ハイビジョンではないけど十分綺麗な映像が撮れてました。一応防水仕様で単三電池2本で動くので、バッテリー切れも心配しなくてもOK.
テストをした動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=RQgb6ZjDjjQ&feature=g-upl